小学生の時、いじめられっ子の俺は日々イジメに耐えていたのね。で、ある冬の下校途中にイジメっ子数人に凍てつく寒さの川に落とされた。
もがいたけどカラダ全身に針を刺されるような痛みで失神。目が覚めたら病院のベッドにいた。ベッドの傍らには両親と祖父母。
たまたま、俺が川に落とされるところを目撃した大学生の方が助けてくれたらしい。
つづく
正直、親とかに言いつけるのは卑怯だと思っていた俺は言いたく無かったが、爺ちゃんの気迫に負けて「A男とB朗とC之にやられた」と答えた。
爺ちゃん「分かった!懲らしめたる。」と。
両親が担任に報告するって言った瞬間に「そんなことせんでええ!」とまた爺ちゃんが声を荒げる。
ここで、婆ちゃんが「相手も子供なんだからあまり手荒いことはね…」と爺ちゃんに一言。
「怪我しない程度に手加減はする。」と爺ちゃん。爺婆の会話の意味がまだ理解できていなかったその時の俺と両親。婆ちゃんだけは爺ちゃんの言ってることの意味を理解しているみたい。
続く。
昼すぎまで爺ちゃんと将棋したのち、爺ちゃんが「散歩に行こう。」と言い出したので散歩に出かけた。商店街をブラブラしたあと、小学校近くの喫茶店に入った。席は外がよく見える窓際。
好きなもの頼めと爺ちゃんが言うのでソーダ水と蜂蜜バタートーストを頼んだ。
ふと、喫茶店の時計をみたら16時になっている。学校が終わって下校が始まる時間だ。
子どもたちがぞくぞくと下校してくる。
ここで、爺ちゃんが「やったやつが通ったら、それとなく教えて」というので外を見ていた。
「あいつらだ!」と例の三人組がいたので爺ちゃんに教える。
爺ちゃん眼光鋭いよ…
つづく
15時頃に目が覚める。しばらくぼーっとしていたら、爺ちゃんやってきて"蔵"につれてかれた。
蔵は薄暗くてこわいので、滅多に入らなかった記憶がある。
蔵の中に入り奥へ進む。なんか呻き声が聞こえてきたぞ…これはA男の声だ…
で、薄暗い蔵の中にあるテーブルの上で仰向けになっているA男を発見。全裸で手足を大の字にして机の足に縄で縛りつけられて拘束されてる…
次回拷問パートです。
A男は目隠しと口に布を押し込まれてた。
必死に逃げようとしているけど、ガッチリ縛られていて身動きとれないようだ。
そして、ここから拷問スタート。
手始めに電動工具を耳元で作動させ、テーブルを削る。目が見えない状態で耳元大音量と振動食らったら誰でも怖いですよね。A男失禁。大小両方漏らしてた。
次に腕を後ろ手に縛り、両脚を縛り縄を天井の滑車に通して逆さ吊り。ここで目隠しはしたままで口の布を取る。
そして足元に用意した樽に水を満たして、そこに頭だけ沈める。しばらくして引き上げる→また沈める→引き上げる→沈めるを繰り返す。
つづく
後は彼の体洗って服着せるのを手伝った。
で、爺ちゃんが車を出して寝ている彼を送っていった。
俺は目が点になっていました。
しばらくして爺ちゃんが何事も無かったように帰ってきて、その日は爺ちゃんと定食屋に行って晩御飯食べにいったと思う。
ちなみに両親はその日は不在。婆ちゃんはいたけどスルースキル発動。
残り2人もやると爺ちゃんは言っていたけど、
「もう十分。A男が主犯でB朗,C之はその場にいただけ」って俺がいったからB,Cへの拷問はしないということに。
続く
不思議なのがなぜか事件にならなかったんだよね。
後年、爺ちゃんに経歴教えてもらったら
戦時中に特高に務めてたとのこと。誰にも言わないようにって釘刺されたのが印象に残っている。
「あの時は、子供だったから手加減した」って言ってたけどアレで手加減なんて本気だしていたら、A男どんな目に遭ったんでしょうね。
終了
10年ぐらい前のネタかと思いきや日付見て驚愕
相変わらず創作ネタで遊んでんだなあw
※1
土曜日が半ドンだった時代の話だぞ
いじめられただけ本当定期